血液循環が悪化する血行不良が体にひき起こす恐ろしい4つ悪影響

血液は体の状態を知るための重要なバロメーターといわれます。東洋医学では血液の流れが悪くなる血行不良は未病とも呼ばれ、病気の一歩手前の状態に分類されます。まだ病気を発症してはいないけれど、血行不良の状態を放置すればやがて取り返しのつかない重篤な病気を引き起こす原因となりえる症状、それが、血行不良です。血液は体の各部の細胞へ酸素や栄養素を運ぶ役割を担う大切なものです。そして同時に体内で発生した老廃物、二酸化炭素などを回収し、腎臓や肝臓まで運ぶ役割も担います。

血行不良が招く体への悪影響とその種類

血行不良
血液は体の中をすみずみまで巡ることで、体にとって必要なものを体の各部へ届け、不要なものを回収するという生きていくうえで欠かせない大切な循環が、血行不良を引き起こすことで滞り、その結果様々な体への悪影響となってあらわれるものです。自覚症状で様々なつらい症状を感じることにとどまらず、結果的に様々な病気を引き起こす原因になる血行不良は、その原因を知って適切な対策を講じることが求められます。

肩や関節、腰などの痛み

関節痛
まず、血液の流れが滞る血行不良の症状が慢性的に続くと、はじめのうちは関節が痛んだり肩こりに悩まされるようになります。そして血行不良によって次第に血管にも異変が生じるようになり、やがては生活習慣病の動脈硬化や高血圧などを引き起こす要因にもなります。

たかが血行不良と軽く考えてしまうと、直接的な症状というよりも二次的に脳梗塞や心筋梗塞などの重度の後遺症を残す可能性の高い病気の原因になることが何よりも恐れられるものです。こうした症状はやがては一歩間違えば命を落とすことにさえ繋がりかねないものです。肩こりなどの日常的症状の緩和に対症療法としてシップを張ったりするだけでなく、基本となる血液の流れをスムーズにするための努力が求められます。

つらい体の冷えも血液の流れが悪くなることの悪影響

冷え性
血液には体に必要な酸素や栄養素を届けて不要なものを回収する役割以外にも体温を調整するという大切な役割もあります。血行不良に陥ることで体内に熱を運ぶ機能も低下するために手や足などの体の末端が特に悪影響を受けて冷えを強く感じるようになります。体の末端が極端に冷えてしまうことで、結果的に風邪を引きやすくなったり、頭痛や重い生理痛などの不調を引き起こすことに繋がります。

体が冷えて何をしても手足が温まらないという症状に悩まされている人は、血行不良の根本的な改善をしない限り、冷えのつらさから自然に開放されることは難しい状態といえます。冷えているからと厚着をしたり、カイロを使ったりすることは一時しのぎにはなったとしても、血流の改善に繋がるものではありません。

美容の大敵肌荒れも血行不良の悪影響によるものもある

血行不良肌荒れ
血行が悪くなると老廃物の排泄もスムーズに行かなくなることによって体の循環が悪化し新陳代謝が悪い状態に陥ります。その結果肌のターンオーバーのサイクルが乱れ、吹き出物や、しみ、シワ、くすみなどの肌トラブルを起こしやすくなります。いくら高価な化粧品を使用してお手入れしても基本的な肌の状態が悪ければトラブルは直るどころか血行不良による悪影響でどんどん肌の状態は悪化してしまうことも考えられます。肌の老化が気になるなら高級化粧品よりまずは血行促進が第一です。

見逃せない血行不良の悪影響によるむくみ

むくみ
長時間同じ姿勢を取り続けたり、ずっと立ち仕事が続いたりした日の夕方には、足がむくんで靴がきつくてつらいと感じることは良くあることです。むくみというのは体の細胞間の水分バランスが乱れてしまったために細胞外に水分の増えすぎた状態になることで起こるものです。重力によって下半身に特に発生しやすいのですが、本来ならばふくらはぎなどの筋肉のポンプによって足にたまった水分を血液に乗せて押し戻すことが出来るものです。しかし、運動不足で足の筋力が低下していることなどの悪影響によって重力の影響を受けて下半身に水分がたまりやすくなるというのがむくみが起こるメカニズムです。

つまりむくみが発生しやすい人というのは血行が悪くなっていることによる体への悪影響の表れで、筋肉を鍛えることで血液の循環がスムーズに行われるように、心臓へと血液を押し戻すポンプの働きを活性化させる必要があります。

血行を良くすることを心がけましょう

決意
血行不良など病気のうちではないと、特に気にすることなく放置することは実はとても怖いことだといえます。血行不良自体は直接的に病気といえるものではないとしても、体に様々な悪影響を及ぼし、時には命の危険にさえさらされるような重篤な病気の原因のひとつになりえるものです。日ごろデスクワークが中心の仕事で長時間同じ姿勢でいることが多いなど、運動不足による筋力の低下が大きな原因だと考えられます。そのほかにも不規則な生活や偏った食生活などに加え、ストレスによる原因も考えられます。

生命活動を維持するために体のすみずみに酸素や栄養を運ぶ血液の循環の滞りは様々な体の不調に繋がります。だからこそ、その原因をきちんと理解し、日ごろから血流の良い体にする努力をすることが健やかな毎日のためにはとても重要になります。

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